おはようございます。本日は旭川青果で行われる高級な真っ黒スイカ「でんすけすいか」の初競り（セリ）にいってまいりました。早速様子をご紹介いたします♪
北海道の当麻町の名産！でんすけすいか
真っ黒な皮の特徴的な「でんすけすいか」。
見た目はもちろん特徴的ですが、食べると「ザクッ」という歯ざわりの良い食感がなんとも良く北海道では夕張メロンと並ぶ代表的な高級果物です。
そもそも「初セリ」とは？
その年に初めて行われるセリのことです。でんすけスイカは、6月の下旬ころより収穫されるのが一般的ですが、2018年の初セリは2018年6月14日です。今年の初ものがお披露目され、市場に出回る最初の日ということなんです。
でんすけすいかの初セリの様子は
早速いってみましょう。ここは旭川の市場で、一般の方はもちろん入れません。なにやらスイカのはっぴを着た人がずらり。
そして、奥にはでんすけスイカが！
これが2018年の一番のものなんですね。そしてあいさつが終わると・・・
中央には・・・
でんすけすいかと包丁があるではありませんか。今年初ものの競りの前に、来ている方たちで試食を行うのです。このでんすけすいかで7kgくらいじゃないかなとのこと。早速スイカを割っていきます。
市場の人が切っているところは本当に豪快なのと同時に、でんすけスイカはやはり「ザクッ」という食感が特徴的なので、切るときもざくっと音が市場に響いてなんとも楽しみです。
スイカを早速いただきましょう！
これが今年初もののでんすけすいか！
ザクザクの食感そして甘～い！
そしてみずみずしい～！高級スイカでんすけすいか。やっぱり違いますね～。感動！そして、みんなでおいしいでんすけすいかを食べた後は・・
勝負の競り！ここから空気が一気に変わります！これが、初競りのでんすけスイカです。
真っ黒の皮がピカピカすぎて、でんすけスイカの中に私が写っちゃってますね・・・これが本日の一番のでんすけすいかなんです。その隣のものも本日の初競りものでこちらも高級そうです。
さて、いくらになるのか、とても楽しみですね。と思っていると、ついに帽子に番号がついた仲買人さんが少しずつ前へ出ていきました。
そして始まりました！何を言っているかわかりませんが、指で価格を出し合っていて、それを見て決めているようです。
そして、あっというまに決まりました！
1玉55万円！でんすけすいかの初競り価格
1玉が55万円！！全員から拍手がわきおこりました。
2018年は道北アークスさんが落札したようです！なんと2017年から2年連続とのこと！もう報道や新聞の方が大勢いて、本当ににぎわっていました！
そして実際に行って感じたのは、初競りはお祭りみたいなものだと私は思っていたのですが参加してみるとちょっと違うイメージに変わりました。農家さんは今年の出来栄えは市場にどう評価されるのかドキドキしていましたし、買い手側についても高く買って目立とうと思っているのではなく、北海道のブランドスイカを私たちが一生懸命売っていきますよという覚悟のようなものにも感じました。当麻の農家さんが心をこめて作ったスイカを、市場全体で盛り上げていこうという想いがとても素敵だと思います。私たちも北海道のこのでんすけスイカをしっかりPRしていきたいと思います！
2018年の収穫ピークは7月中旬ころ
今週は寒い日が続いている北海道ですが、でんすけすいかの生育自体は順調に進んでいるそうです。これから6月下旬にかけて少しずつ収穫量が増えていくとのことで、収穫のピークは7月中旬とのこと。当店でもご予約の準備中ですが、ちょっとこの初競り価格では、買えないなぁと思うので、もう少し収穫量が増えて価格が落ち着いてきてからご予約を受付ようと思います。
ということで北海道の夏の風物詩、まっくろなスイカ「でんすけすいか」の初競りの様子のご紹介でした。高級なスイカですが、食べると感動ものです。ぜひ夏のご家族が集まるときや、夏の贈り物にいかがでしょうか。
