北海道へ行こう!

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タンチョウヅルに会いに行く!釧路湿原の鶴居村へGO♪

釧路湿原は多くの野生生物が繁殖の場などにしている自然の宝庫。
その中でも特にタンチョウヅルの越冬地となっています。もともと釧路湿原の自然保護は、1935年に「釧路丹頂鶴繁殖地」として国の天然記念物に指定されたことに始まります。まさに釧路湿原とタンチョウヅルは切っても切れない関係。

今回はそんな冬の釧路湿原のタンチョウヅルの姿をたっぷりとお届けします。

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鶴のいる村、その名も鶴居村

釧路湿原を北に向かって進んで行くと、やがてこの鶴居村が見えてきます。
鶴居村は、釧路市の北西部40kmに位置。南部は釧路湿原を中心とする湿原・湿地帯で、北に進むにつれ丘陵地帯となっているのが特徴です。

釧路一帯で唯一の村であり、その名前の由来はもちろんタンチョウの生息地、繁殖地であることから付けられています。もともと「タンチョウ」とはアイヌ語で「鶴」を意味します。そんな鶴居村のタンチョウを早速見つけに行ってみましょう。

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やって来たのは、鶴居村の鶴見台。

鶴居村はあちこちにタンチョウが生息してる姿を見ることができるのですが、いくつかポイントがあります。1つはここ、鶴見台です。鶴見台はタンチョウの給餌場で、タンチョウの姿を群れで観察することができるんです。餌は冬の期間(11月〜3月)の間、朝方と午後2時30分頃の2回行われていて、その姿を観察することができます。

ここは、すぐそばに鶴見台パーキングエリアもあって、車で来た際にも便が良いのが特徴。トイレやお土産屋さんもありますよ。もともとタンチョウが集まってた付近の小学校の生徒や先生が、餌付けをしてツル公園を開園したことが始まりだそうです。その後、小学校は廃校になってしまいましたが、近隣に住む方がその後を引き継いでいらっしゃるそうです。

毎年冬の時期には200羽ほどのタンチョウがここに集まり、多くの観光客の方で賑わいます。雪解けと共にタンチョウはその生息の場所を変えていなくなってしまいますが、たまに夏もここで過ごすこともあるようです。

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餌やりの時間は逃してしまいましたが、たくさんのタンチョウを見ることができました!

さて、ではちょっと場所を移動してもう少し鶴居村の奥まで進んでみることにしましょう。

鶴居伊藤タンチョウサンクチュアリ

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ここは釧路湿原を抜けた北西部に位置する阿寒郡鶴居村中雪裡南という場所にあります。
鶴見台と同じように冬の期間の給仕と保護を目的に建てられており、日本野鳥の会が運営する施設なんです。給餌場とネイチャーセンターに分かれていて、ネイチャーセンターではタンチョウの鳴き声や行動についての解説を聞くことができるんですよ。

訪れた日も、多くの方がタンチョウの観察に来ていました。

先ほどの鶴見台よりもこちらの方がタンチョウの数は多いとのこと。
その数、多い時で400羽にもなるそうです。

さっそく、近くまで行ってみました。

たくさんのタンチョウがそこに!

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車を降りて給餌場の方へ向かうと、もうタンチョウの声が聞こえてきます。
ざっと50羽ほどのタンチョウがそこで羽を休めていました。

タンチョウは、季節によって様々な姿を見せてくれるそうです。
4月から9月の春から夏は、湿原のいろいろな所に分布して子育てをします。そして10月になると、越冬のための準備が始まります。11月から数が増え始め、12月、1月にかけてが最もここサンクチュアリにいる数が多い時期となるそうです。

そして、2月。

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タンチョウの求愛ダンスです。
2月の中旬頃からオスとメスの求愛ダンスが盛んにみられるようになります。
こうして、タンチョウのつがいができあがるんですね。

3月になると、求愛ダンスと共に、親タンチョウが子タンチョウを追い払う「子別れ」という儀式を見ることができるようになります。暖かくなるにつれて、場所を移動するタンチョウが増えてくるんです。

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次第に空高く舞い上がり、子育てのために湿原へと移動して行きます。

タンチョウの色々な姿を楽しむのには、2月の中旬頃に訪れるのが良いかもしれません。

時間を忘れるタンチョウとのひととき

このように色々な姿を見せてくれるので、見ていて本当に飽きないんです。
人を惹きつけてしまう理由がわかる気がします。

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時にはこのように首を大きく天に向けて鳴きあう様子を見ることができます。つがいになっている時にお互いのことを確認するように鳴きあったり、自分を誇示するかのように鳴きあったりしているようにも見えます。タンチョウの世界にもきっといろいろな決まり事や権力争いがありそう。

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そうかと思うと、こっちでは1人おとなしく物思いにふけっているように見える子がいたり、もうオヤスミモードになっている子がいたり。カメラで追っかけていても、いろいろなところでいろいろなことをしているので、とっても忙しかったりするんです。

なので、カメラで撮影する時にはなるべく望遠レンズを持って行くことをオススメします。あるいは双眼鏡の類いがあると、タンチョウのいろいろな動きを見ることができて良いと思います。鶴見台も、鶴居伊藤タンチョウサンクチュアリも、タンチョウ自体は結構遠くにいたりしますので、この写真のような姿をおさめるにはやはり望遠レンズなどが必須だと思います。

ここ鶴居村に来てから数時間、本当にあっという間でした。
タンチョウは想像以上に可愛らしく、愛嬌があって、とても人間らしいんです。

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ここ鶴居村はタンチョウと共に歴史を刻んで来ました。
そしてこれからもタンチョウとともに歩んでことでしょう。タンチョウに魅せられて何度もこの地を訪れる方たちの気持ちが、実際に訪れてみてわかったような気がしました。

その姿を、自分自身と照らし合わせて見ているような、そんな感じがしました。
皆さんも、ぜひタンチョウに会いに来てみてはいかがですか?

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