北海道へ行こう!

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美味しいピュアホワイトMIXは、畑の土づくりから始まります。

こんにちは、最北の海鮮市場です。晴天の今日は、今年初の夏日となりました!

当店ではハウス育ちの「ピュアホワイト」と、お日様の元ですくすく育つ「ピュアホワイトMIX」の2種類を販売しているのですが、今回はピュアホワイトMIXの土づくりと種まきの様子をお伝えします。

まずは土づくりから

昨年は収穫が終わってからほどなくして畑に堆肥を入れておいたのですが、その堆肥がすくすくと、、、
…雑草を育ててくれていました。

一面に白い花を咲かせているのは「イヌガラシ」といいます。昨年、堆肥を入れて一度土を起こしたことが影響したのでしょうか、今年は一段と多く繁殖しているようです。

当店のピュアホワイトはすべて化学肥料を一切使わずに、自然に有機肥料だけで農薬も一切使用しません。そのためこんな雑草ばかりでびっくりされる方もいらっしゃるかと思います。農薬を使わずに育てますので、簡単に薬剤で雑草を取り除くこともできず、この雑草を根から抜くという地道な作業をします。自然の恵みもたっぷりと恩恵を受けますが、自然の厳しさも同時に共存していく栽培方法となります。

イヌガラシは根が細かいので、画像のようにガッシリと畑の土を掴みこんでいて、なかなが土がほぐれません。

1度だけでは土がまだ固まった状態です。とうもろこしの苗を育てるには、もっと土を柔らかくしてあげないといけません。

菅野さんはトラクターと呼ばれる畑の土を掘り起こす重機を操りますが、土がどの程度ほぐれているか確かめたり土から出てきた石を取り除いたりと、トラクターに乗ったり降りたりを繰り返します。

今年は2回往復して、しっかり土をほぐしました。

それだけではありません。起こした土の堆肥の匂いに釣られて虫が寄り付いてきます。この虫が種をムシャムシャと食べてしまうので、畑に直接種をまくと虫害により収穫量が不安定になってしまうのです。ピュアホワイトの為の堆肥が天敵を呼び寄せる原因になるなんて、有機栽培ならではの悩みとなります。

ハウスの中で大切に苗立て

虫害を防ぐために、種をポットに蒔いてハウスの中で発芽させるのが「苗立て」です。

こちらは5年前、初めて実施した苗立ての発芽画像です。下が今回撮影した画像です。色の異なる種を一粒一粒、ポットに入れていきます。露地栽培の「ピュアホワイトMIX」の「MIX」の由来はここにあります。

当店オリジナルとうもろこし「ピュアホワイトMIX」は複数の種を均等に植えることで、美味しさを損なわずに虫や天候に負けない強さを持ち、収穫量を安定させることができるのです。

>>ピュアホワイトMIXの誕生の詳細は、コチラをご覧ください

「ハウス育ち」もすくすくと成長しています。

ひと足早く苗植えを終えたハウス栽培のピュアホワイトの様子です。

黒いビニールに覆われた土に苗が植えられていますね、これは「マルチシート」と呼ばれ、色や素材で複数の種類があります。生産者さん個人や栽培する品目によって選択されるのでいくつかご紹介します。
緑色-太陽光を通して保温だけでなく、地熱が上がりやすくなります。
銀色-太陽光を反射させ、みかんなどの太陽光を必要とする果樹類によく使われます。
菅野さんが使うこの黒色はシート自体が熱を吸収するので、地温を上げる効果は緑色に及びません。
ですが、太陽光が届かず他の雑草類が出てこないですし、紫外線を通さず有機肥料によって活性化した微生物が養分としてどんどん増えていきます。
化学肥料や農薬を一切使わない有機栽培農法にはこの黒いシートが最適ですね。この「マルチシート」も畑の土づくりでは大切な役割をもっているのです。


ハウスの中では少し生育の遅い苗もありましたが、おおむね順調に成長しています。長年ご愛顧頂いている方にも、今年初めてご注文頂いた方にもお届けするまで楽しみにお待ち頂ける様、生育の様子をお伝えして参ります。

>>「北海道産ピュアホワイトMIX(ミックス) 10本入」(8月~9月)のお買い求めはコチラ

>>「 北海道産有機栽培ピュアホワイト8本入(ハウス育ち)」(7月収穫)のお買い求めは
(現在収穫予定数を超えため入荷調整中です。今後の生育状況に応じて予約を再開する予定ですが、このまま終了となる場合もあります。)

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