北海道へ行こう!

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北海道の穴場観光スポット~留萌(るもい)・増毛(ましけ)

今日ご紹介する場所は、留萌(るもい)と増毛(ましけ)という場所です。

あまり観光地のスポット紹介にはでてくる機会はない場所かもしれません。でも、北海道にはこういった穴場的な場所がたくさんあるんですよ。たくさんの魅力が詰まった留萌→増毛間、さてどんな感じになるのでしょうか?お楽しみに。

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留萌(るもい)地方ってどんなとこ?

留萌と増毛は、ともに北海道の北西部にある「留萌地方」に位置しています。

地名の由来は、北海道では一般的なアイヌ語が起源になっていて、「るもい」は「ルルモッペ」(潮が奥深く入る川)、「ましけ」は「マシュケ」(カモメの多いところ)なんだそうです。この付近は、日本海の海岸線沿いにあるのですが、国定公園も近くにあるのでとても景色がいいんです。その地を利用して、甘エビやタコの水揚げが盛んです。そして昔はニシン漁で非常に賑わった地域でもあります。

そんなキレイな海岸線を見ようと思って午前中からでかけたら、なんと大雪。。。
でも、逆にちょっと雰囲気のある写真が撮れました。

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日本海側は、とても冬厳しく人をちょっと寄せ付けないような凄みがあります。
そんな表情を垣間見ることができました。

留萌・増毛は数の子、エビなど海の幸の宝箱!

実はあまり知られていないことなんですが、留萌→増毛間にはいくつかの日本一が存在しています。
1つめは、「数の子の加工日本一」です。規模も大きく、市内には複数の加工工場を見ることができます。もともと、ニシンの漁獲が豊富だったことが起源になっているようです。数の子を黄色く着色したのもこの留萌がはじまりとのこと。

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市内の港付近を中心に、こういった大きな工場が複数建ち並んでいます。

2つめはボタンエビの漁獲高(増毛町)。

IMG 6073新鮮なボタンエビを町内でも食べることができるんです。なかでも有名な「まつくら」さんにお邪魔してみました。増毛で捕れた甘エビやボタンエビ、そして数の子などがゼイタクに「これでもか!」とのった一品。さらに写真の他に「特盛り」(ジャンボちらし)バージョンがあって、並大抵の特盛り加減ではなかったことをお伝えしておきます(本物はぜひ現地で!)。1人ではきっと食べきれないであろう位の盛り方とネタに圧倒されること間違いなし!ですよ。

ぜひ寄ってみて下さい。

留萌・増毛はJR鉄道路線の日本一?

さて、3つめの日本一は北海道ならではなんですが、ちょっと不本意・不名誉な日本一です。

それは、JRの路線なんです。
留萌→増毛間は、海岸線沿いに線路が引かれていてJRが走っているのですが、この区間の赤字が日本一なんです。北海道は、札幌などの一部の地域を除いて完全な車社会。1日に数本、といった区間も珍しいことではなく、もちろん採算の合わない路線が多数なんです。

その中でも留萌→増毛間は赤字が多く、不本意ながら日本一に。。。ということもあり、2016年度での廃止が残念ながら決まっています。

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取材に訪れた日は、この区間が気温上昇のため雪崩の恐れがあるために、しばらくの間運休になるという前日。次の日からしばらく運行再開の見通しも立たない、ということで、皮肉にも多くの方が汽車に乗って降り立っていたのが印象的でした。写真は増毛の駅で撮ったものですが、たった一両の汽車にちょこっとのホームが状況を物語っていました。北海道は多数の駅が無人駅。ここ増毛駅も、終着駅ではありますが無人駅なんです。

北海道は先ほども言ったとおり車社会化が進んでおり、地方では会社の交通費も交通機関基準(いわゆる電車賃・バス賃)ではなく、距離によるガソリン換算の場所も多いんです。乗る人が少ない→本数が少なくなる→JR来ないから誰も利用しなくなる、という悪循環が止まりません。

たくさんの人たちの生活や地域の文化を乗せてきた路線が無くなっていくのはとてもさびしいですね。

「国稀(くにまれ)」の酒造、増毛(ましけ)の歴史

さて、そんな増毛の駅を見た後は、4つめの日本一を探してちょっと街並みをぶらぶらしてみました。

古い歴史のある建物が並んでいるんですが、そのなかでも気になったなったのは1つの造り酒屋さん。
良質な水が湧き出ることから明治時代から創業している「國稀(くにまれ)酒造」さんです。

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重厚なたたずまいとともに歴史を感じさせる建物が特徴で、日本一北(最北)にある造り酒屋さんでした。

この社屋は誰でも気軽に入って見学することができます(もちろんお酒もココで造っています)。私もちょっと見学させてもらいましたよ。

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中に入ると、木で作られた建物が見事。当時の倉庫や応接室などがそのまま残っているんです。売店もあって、ここで作られた数々のお酒を購入することもでき、日本酒好きにはたまりません。それに、利き酒ができるコーナーもあるので納得した一品を選ぶこともできます。一番奥では、写真のようにまさにお酒を造っている場所を見ることができました。蒸したお米を仕込む1歩手前ですね。
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そして自慢の水。
近くにある暑寒別岳(しょかんべつだけ)山麓の雪解け水なんです。このあたりは気候も厳しく、初夏まで雪が残っていることもしばしば。そんな豊富な湧き水をいただくことができました。

この水をくみにわざわざ遠方から訪れる方もいるとのこと。飲んでみた感想は「あたたかい」。真冬で外気温はマイナスなのでキンキンに冷えていると思いきや、そうでもないんです。年間を通して一定の温度になっている、とのことで、この安定した水がブレないおいしいお酒を造るポイントにもなっているのでしょう。

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また、映画の撮影でも使用された建物も並んでいて、写真を撮りながら歩くには最適です。
そうこうしている間に晴れ間ものぞいてきましたよ。

美しい海岸線オロロンラインを望む(留萌~増毛)

留萌→増毛の間を結ぶ道は国道231号線。

ここは素晴らしい海岸線が広がります。

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切り立った崖や海岸などが次々に現れて走っていて飽きません。
夕焼けも壮大なスケールで見ることができ、きっとよい写真が撮れるでしょう。

この国道が開通する前は、増毛にアクセスするのが困難であったと聞きます。
そんな歴史を感じながら旅するのもいいですよね。

訪れた留萌・増毛は、静かな街並みではありますが歴史を感じさせる場所でした。

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海の近くの街ということもあり、港を中心に発展してきた面影があちこちに垣間見られます。
この明かりを照らしながら、どんな魚を捕ってくるのかなあ、なんて考えながら船を眺めていたらあっという間に時間が過ぎてしまいました。

見るところもたくさんあって、もちろん景色も美しく食事もおいしい。
オススメの場所をまた見つけた旅でした。

★今日ご紹介の場所(ポイントをクリックすると場所が表示されます)
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