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メロン育てて40年。石川さんが作りあげる富良野メロンが生育スタート

「今年で最後!」富良野メロンキングルビー

「もう種がなくなっちゃったんだ」と、どこか寂しいような表情も浮かべながら話をしてくれました。

幻のメロン、富良野「キングルビー」

この石川さんが作る富良野メロン「キングルビー」。とても人気のあるメロンなのですが、2011年にキングルビーの種を作る職人さんが引退してしまい、種の生産を終了しました。それ以降は保有している種を使いながら生産を続けており、毎年、今年で最後になるのではないかという状況ではありましたが、何とか今まで続けることができました。そして今回、2018年の生産を持って、保有していた種も底をつき、本当に最後となります。今年の販売が終わると、「幻のメロン」となり、来年以降は食べることができなくなります。

メロン栽培40年以上の石川さんのメロンへのこだわり

石川さんはメロン栽培を続けて40年以上。メロンは、収穫の見極めが非常に難しく、育てすぎると割れてしまう。未熟だと青臭い。そんな気難しいのがメロンなんです。しかし、この気難しい性格が、良い子に育ってくれるように毎日の数時間でも目を話さずに育て、その結果美味しいメロンができるのが、一番嬉しくやりがいがあると石川さんは言います。私は、メロンの初出荷の日に、毎年出荷のお手伝いをさせていただいております。その時にも美味しさについてよく教えていただきます。メロン出荷前に、石川さんは必ずどれか1玉を切って糖度をはかり、そのあと自分で食べます。糖度は大体、毎年16度以上あります。糖度の数値が高いメロンは他にも存在するけれど、美味しいかどうかは別。砂糖のような強い甘みがあっても、それだけではメロンとして美味しくない。独特の奥行きのある味わいや香りなども含めて甘くて美味しいと感じるといいます。また、果肉もシャキッとしているのに、食べるとトロけるような食感も大切だといいます。そういったところを糖度を計測したあとに石川さんは、実際の自分の味覚で判断しているそうです。それだけ、このメロンにかける思い入れの強さがわかりますね。

石川さんだけでなく、この方たちも・・・

石川さんのメロンに対する想いが強いことは容易に想像できますが、驚いたのはこの方たち。他の農家さんだと、農作業するときは当たり前ですが、忙しくてあまり話しをしてくれません。しかし、このお手伝いをしてくれている方たちは、下をむいて作業をしながらも、3人揃って、ここのメロンは他と比べてもかなり大きいし、その上、甘みも抜群なんだと言うんです!思わず、石川さん!事前にそう言うように吹き込んだのでは?と聞いてしまいました(笑)そんな冗談はさておき、今作業されているのは、キングルビーですか?と聞いたところ、こちらは、ルピアレッドという品種だそうです。キングルビーも美味しいけれど、他のメロンもすごく味がいいんだと教えてくれました。「きっとメロンの作り方がうまいんだろうね。」と、農作業を手伝いに来てくれている方たちからも、絶賛されている石川さんのメロン。改めて石川さんのすごさを知りました。キングルビーという品種が美味しいというのも、もちろんだと思うのですが、この石川さんが作るメロンというところが美味しさの決め手なんですね。

富良野メロンの今の状況は

少し前置きが長くなりましたが、現在の富良野メロンの状況はというと・・・ハウスの中をよく見ていただくと、2重ハウスが作られているのはわかりますでしょうか。こちらは、現在5月の北海道ではまだまだ寒い日が続いているので、メロンを温めるため2重のハウスで土を暖めているんです。そのため中に入ると、水蒸気がもわーっと広がり写真を撮ることができませんでした。数年前の写真ですが、おそらくこんな感じになっていると思われます。収穫目安は、生育が順調に進むと6月下旬から収穫開始できる見込みです。ご予約済みの方は、収穫までもうしばらくお待ちくださいませ。また、キングルビーは今年で最後の販売となりますので、ぜひ食べたことがない方も、この石川さんの40年の集大成を食べ収めてみませんか。なお、早期完売が見込まれますので迷われている方は、お早めにご予約いただくことをオススメいたします。

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