北海道へ行こう!

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寒いからこそ価値がある!冬の美瑛の魅力を紹介

美瑛は、北海道上川地方のほぼ中央に位置しています。
近くにある富良野市と共に北海道を代表する自然がたくさんの観光地として知られています。丘と木々が織りなすその風景はとても魅力的で、様々な写真が撮られているので、目にした方も多いことでしょう。

今回は、そんな美瑛の冬の姿を撮影してきました。
なかなか冬に訪れる機会が少ないと思いますので、ぜひ観光気分でご覧になってください。

美瑛を知る

美瑛は、丘陵地帯として知られています。

周りを白雲岳・トムラウシ山・オプタテシケ山・美瑛岳・十勝岳などの2,000m級の山々に囲まれ、川もたくさん流れておりまさに自然の宝庫といえるでしょう。ですが、気候はたいへんに厳しく、年平均気温はわずか5.4℃しかありません。特に冬は大変寒さが厳しく、−20℃を下回ることもたびたびあります。2014年〜2015年のシーズンの最低気温は−25.0℃、2013年〜2014年のシーズンは、−28.1℃を記録しました。ともに1月から2月にかけて、この最低気温を記録します。もちろん、最高気温もプラスの気温にはならず、「真冬日」となることも非常に多いのです。

逆に夏は、丘陵地帯(盆地)特有の気候で暑くなります。最高気温が30℃を超えることもありますが、空気が乾燥しており、非常に過ごしやすいのです。夕方になれば心地よい風と共に、クーラーのいらない環境だったりします。

年間で120万人以上の観光客の方が訪れますが、そのほとんどが夏季に集中しており、冬はガクッとその数が減ります。冬は、ゆっくり景色を独占できるだけでなく、夏とはまた異なった姿を見せてくれるのです。

青空の下、これが美瑛の冬

数多くの有名スポットがある美瑛。
いくつか冬の姿を紹介してみましょう。

実は、冬の美瑛は晴れ間が少ないことで有名。
冬の日照時間は、少ない月で60時間にも満たないことがあります。1日約2時間弱という貴重な青空の写真を集めてみました。

マイルドセブンの丘

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美瑛に着いたら、まずは訪れてみたい場所のひとつ。

名前の由来は、1978年に「マイルドセブン」のコマーシャルに使用されたことがきっかけです。カラマツの木が防風林として植えられており、その近辺一帯をこのように呼んでいます。中でも、写真にある横一列にならんだ木々が特に有名で、冬はこの丘に日が沈んで行く様子をバッチリ見ることができます。

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この丘を挟んで道路が2本走っており、どちらでもこの丘を見ることができ、またそれぞれに異なった表情を見せてくれます。冬でも除雪がキチンと行われているので、アクセスに不便なことはありません。しかし、周りに売店やトイレなどはありませんので注意が必要となります。美瑛は、あくまでも農業としての土地なので、トイレの場所などは事前に確認しておくことをオススメします。

セブンスターの木周辺

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ここも、タバコのパッケージになったことがきっかけで名前がついた場所。

上のマイルドセブンの丘から車だとぐるりと回り込んだところにあります。距離にして10km弱といったところでしょうか。この一帯は、「パッチワークの路」と呼ばれており、セブンスターの木のみならず、白樺の防風林や、丘からの眺めなどが一度にたくさん楽しめる場所です。夏だと、その名のとおりパッチワークのように色とりどりの畑や農作物を見ることができます。冬でも見る方向によって、さまざまな表情を見せてくれる場所で、時間が経つのを忘れてしまうかもしれません。

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セブンスターの木がパッケージになったのは1976年(昭和51年)のこと。40年も前のことなのですね。このパッケージを覚えていらっしゃる方はいるでしょうか。木自体は、立派な柏の木。もちろん、冬になると葉を落とす落葉樹なのですが、中には枝にしっかりとしがみついたまま次の春を迎えるものもいます。なんだか、生命の力強さを感じる一面で、見ているとパワーをもらえそうです。

春になると、辺り一面ジャガイモが植えられて、夏にはきれいなジャガイモの白い花でいっぱいになるステキな場所です。

クリスマスツリーの木

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ここも有名スポットです。

広大な畑の中にぽつんと1本だけ生えている「トウヒ」の木。その形がまるでクリスマスツリーのようです。このトウヒの木は、エゾマツの仲間なので冬でも葉を落としません。雪の中でも、じっと絶えるように構えているその姿は、見るものを圧倒するものがあります。

ここも、冬には真正面に日が沈んで行き、その姿は大変に美しいものがあります。時間を調整しながら訪れると、普段と違った姿が見られるかもしれません。場所は、セブンスターの木やマイルドセブンの丘とは少し離れた場所にあります。美瑛市街を通り越しで富良野方面に南下した美馬牛(びばうし)という地域にあります。

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近くにはJR富良野線の美馬牛駅があります。
美馬牛と美瑛の駅の中間地点では、丘陵地帯をダイナミックに走るローカル線を見ることができます。この場所の勾配は、28.6‰(パーミル)という急勾配(100m走ると2m86cm登る)で、北海道でも1.2を争います。1日15往復程度の本数しか運行されていないのですが、一見の価値はありそうです。ディーゼルエンジンを積んだ汽車が、急勾配を一気に駆け上がったり、ジェットコースターの様に下っていく姿は都会では見ることができませんね。

他にも見所たくさん

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美瑛は、なにも名前のある有名な場所だけが観光スポットではありません。
広い美瑛の一帯に、至るところで素晴らしい景観を見ることができるのです。丘からの眺め、連なる木々、せせらぐ川、そして青い空と広大な大地。名も知れない場所にこそ、本当の美瑛はあるのだと思います。

先ほども少しお話ししましたが、美瑛には素晴らしい景色がありますが観光地としてキチンと整備されている訳ではありません。その理由は、大部分が農地だからです。観光スポットとして有名な場所も、農家さんの大切な所有物であり、そこは私有地でもあります。ですので、撮影をする際には是非ともマナーを守っていただきたいと思っています。

この素晴らしい場所でとれた農作物は、もちろん全国に出荷され食卓に上ることになります。心ない人たちの行為で、畑が荒らされてしまったり作物がとれなくなってしまったり… そんな悲しいことにはなりたくありません。ぜひ、思いやりの心をもって、美瑛にいらしてください。

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最後はちょっとアートにモノクロで撮ってみました。
というのも、あっという間に曇ってきてしまったからです。冬の美瑛の天気の移り変わりは本当に早いのです。でも、雲の表情がものすごく良かったですよ。

夏とはまた違った魅力にあふれる美瑛。

少しは旅行気分になっていただけたでしょうか?
次は、みなさんがでかける番です!私も美瑛には良く出かけますので、どこかでお会いできるかもしれませんね!

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