北海道へ行こう!

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市電でのんびり!札幌中心部をぐるっと1周の旅

北海道旅行の際にかなりの割合で訪れる地として、やはり札幌が挙げられます。

ご存じの通り北海道の中心(道庁所在地)であり、北日本を代表する都市でもあります。今回はそんな札幌の中心部を走っている「札幌市電」を乗り倒してお散歩するコースをご紹介します。

見どころ満載の札幌のちょっと異なった部分もお伝えしますよっ。
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日本最北端の電停界隈

札幌市は北海道最大の都市で、人口190万人以上。日本で4番目(横浜・大阪・名古屋の次)に人口の多い「市」なんです。こんなに多くの人たちが雪深い土地(ひと冬で数メートルも積もります!)に住んでいるなんて、世界的に見ても珍しいんです。

現在、市電は「西4丁目」から「すすきの」までを大きく外回りして走っています。その沿線には、見どころがたくさん。昔から親しまれて来た市電だけに、いろんな表情を見せてくれます。そんな札幌の中心部をぐるっと走る市電は、市民から「でんしゃ」と呼ばれて親しまれています。札幌で「でんしゃ」と言えば市電を指します。JRは、「JR」。あまり電車とは呼ばないんです。
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市電の北側のスタート地点「西4丁目」から今回のぶらり散歩はスタートするのですが、ここの電停からは遠くに「大倉山ジャンプ競技場」が見えます。1972年(昭和47年)に札幌で冬のオリンピックが開催された時のジャンプ会場ですね! 北国札幌ならではの光景なんですね。

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今回、のんびり旅のお供(切符)は、一番上の写真にも写っている「どサンこパス」を絶対にオススメします!

この「どサンこパス」、土日・祝日限定切符なんですが、とにかくびっくりするのはそのお値段。なんと、大人1名と子供1名が市電1日乗り放題でなんと310円!普通に乗ると、大人170円均一なので、そのおトク感がわかりますね!電車内でも購入可能です。運転手さんに言って買ったら、さあ出発ですっ!

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「でんしゃ」に乗って出発すると、数百メートルで最初の電停「西8丁目」に到着します。この近辺には、札幌にある有名な商店街「狸小路商店街」の終点があるのですが、ここ一帯だけは妙にレトロな雰囲気を見せてくれます。

狸小路商店街は、とてもキレイで明るいアーケード街なのですが、ここ狸小路7丁目だけは別格。タイムスリップしたような感覚にとらわれますよ!この近辺には、実は古い歴史ある建物がたくさん建っています。昭和7年に建てられ、戦前から貸事務所として使われていて今も健在な「後藤会館」や、DSC4103札幌市内に現存する一番古い鉄筋コンクリート造り(大正15年に建てられたそうです)のビル「三誠ビル」などが建っています。

歴史のある建物は、札幌の発展をそのまま見て来たんですね。電車が走る通りは「電車通り」と呼ばれていますが、この電車通りには歴史を感じる光景がたくさんありました。

緑豊かな西線(にしせん・にっせん)の街並み

歴史のある街並みをぶらっと見たら、また電車に乗って「西15丁目」でまた途中下車。ここ「西15丁目」から、電車は大きく左にカーブして札幌の街を南下していきます。

でもここは、南下していく電車とは反対方向の北側にちょっと足を向けてみましょう。
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しばらく歩くと、「札幌市資料館」があります。

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この札幌市資料館は、札幌控訴院(のちの札幌高等裁判所)として建造され、大正15年に建てられた建物。石造りの建物は、この時代の北海道の特徴ですね。建物は国の登録有形文化財に登録されているんです。

普段は無料で開放されているので、気軽に入ることができますよ。大正時代に建てられた重厚な造りを見ながら階段を上ると、いくつもの小さな部屋があります。ここは一般に開放されていて、ギャラリーや音楽鑑賞会などが行われていました。

もともと裁判所なので、検事さんなどの控え室に使われていたようです。また、当時の裁判の様子を再現した部屋などもあって、当時の様子を垣間見ることができました。

札幌の象徴でもある「大通公園」はこの札幌市資料館で行き止まりになります。札幌テレビ塔からゆっくり歩くと結構歩きごたえがあるんです。電車だったら結構ラクチンなんですけどね!
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札幌市資料館をさらに北上すると、緑豊かな通りがいくつも表れてきます。札幌は緑豊かな街。あちこちに美術館や大学や公園があって、そこにたくさんの木々が植えられているんです。右の写真の場所も、道路の真ん中にある緑地帯なんですが、ちょっとした公園のような感じ。木漏れ日を感じながら歩くのには気持ちいい感じです。

この近辺は美術館が2つ。「北海道立三岸好太郎美術館」と「北海道立近代美術館」です。広い敷地内にゆったりとした展示が行われていました。

豊かな木々、といえば、札幌はイチョウがたくさん植えられています。有名な「北海道大学」のイチョウ並木もそうなんですが、この西線界隈でも見ることができるんです。例えば、「南9条通り」のイチョウ並木。ここ南9条通りは、電車で降りるなら「西線9条旭山公園通」という電停です。
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「西線9条旭山公園通(にしせんくじょうあさひやまこうえんどおり)」……駅名ながっ!

それもそのはず、日本一長い路面電車の駅名だそうです。ここのイチョウ並木も見事です。秋になると、真っ黄色に色づいたイチョウはそれはみもの。奥には「円山(まるやま)」が見えており、その紅葉との対比も素晴らしいものがあります。
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付近には雰囲気のいいカフェやお店も多いので、ひと休みするにもぴったりですよ。

札幌を一望できる!藻岩山へ。

さて、電車に再び乗って次は「ロープウェイ入り口」駅を目指します。

その駅名(電停)の通り、藻岩山(もいわやま)へ登るロープウェイ乗り場があるんです。電停から歩いても行けるのですが、シャトルバスも便利。無料で利用できますよ。
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バスは5分くらいでロープウェイ入り口へ。
切符を買ったら、札幌を見下ろす小旅行の始まりです!

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ロープウェイはとってもモダンなガラスばり。リニューアルされた設備は近代的です。でもガラス面積が多くて、高所恐怖症の方にはツラいかも……
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ロープウェイ乗車時間は5分程度。一気に藻岩山の山並みを駆け上がって行きます。ロープウェイの終点からは、さらにミニケーブルカーに乗り継いで山頂を目指すことになります。

このミニケーブルカーは、2両編成。ころっとしたルックスがちょっと可愛らしいデザインをしています。通称「もーりすカー」。藻岩山のキャラクター「もーりす」にちなんで命名されています。この「もーりすカー」、距離はちょっとだけなんですが、意外に急勾配。
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写真で見るよりも全然急で、結構迫力があります。線路の上を走るんですが、「えっ?大丈夫?落ちない?」なんてちょっと心配になってしまうくらい。もちろん、線路の両側にある丈夫なケーブルで車体は支えられているので安心なんですが、ハラハラしちゃいました。

途中からぐぐっっと勾配がさらに急になり、もーりすカーは終点の山頂駅に到着しました。

標高531m。札幌が目の前に。

山頂駅から階段を上り、外に出ると、そこは360°の大展望が広がっていました。
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札幌市街を一望でき、ここからの夜景は北海道3大夜景にも選ばれています。左に円山、そしてその右に札幌駅周辺のJRタワーやテレビ塔も確認できます。

普通の写真ではちょっと写しきれない大迫力なんです。
そ・こ・で、

Panorama
パノラマ写真撮影 ♪
ぜひクリックして大きくして見てくださいねっ!

この藻岩山、標高は531mと決して高くはありませんが、北海道自然100選にも選ばれていて自然の宝庫。今回はロープウェイで登ってきましたが、車でも、そしてもちろん普通に登山も楽しめます。クマゲラ、エゾフクロウ、エゾリスなどの貴重な動物たちとも出会えるんですよ。

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市街地の反対側は、全く違う表情を見せてくれていました。

さて、今回はここまでです。
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札幌の市電でのんびり旅もこれでようやく半周です。
朝から出かけてぶらっと来ると、ちょうど藻岩山山頂でお昼を迎えることでできると思います。ぜひともお弁当を持って出かけてもイイですね!

山頂にはレストランや売店も充実しているので、手ぶらで行っても楽しめるんですが、ここはやっぱりおにぎりをほおばりたい!そんな気分にさせてくれます。

次回は藻岩山を降りて、札幌市電の車庫から豊平川方面へと進んで行きます。ちょうどこの日にはたくさんのお祭りもやっていましたので一緒にご紹介しますね。家族で行っても、もちろんカップルでも、いや、ひとりで出かけたって充実の札幌市電のんびり旅。

次回もお楽しみに。

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