北海道へ行こう!

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海の上に山が浮いてる!ノシャップ岬から見える利尻富士

北海道の岬というと、最北端にある宗谷岬(そうやみさき)、そして前回積丹のウニを食べた神威岬(かみいみさき)など色々な岬がありますが、今回は、ノシャップ岬のご紹介をいたします♪

ノシャップ岬はどこにあるのか?

北海道の最北端にある宗谷岬は有名ですが、ノシャップ岬は、同じく北海道の最北に位置する稚内にある岬で惜しくも宗谷岬よりやや下に位置している岬なのです。地図でみるととてもわかりやすいのですが、右側が宗谷岬、左側がノシャップ岬です。車で行くと、約1時間もあれば、宗谷岬へもいけるんですよ~♪
souya01そんなノシャップ岬は2番目に最北ということもあり、あんまりご存知ない方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、この岬にはとっても素晴らしい景色があるんです。

6月~7月の快晴の日だけのお楽しみ

この稚内は5年以上毎年行っているのですが、私の運が悪いのか、なかなか快晴の日は無く、その日に限って曇りでどんよりしている日ばかりでした。そのため、最北端の地域ってどんよりしていて寂しいところだなという印象さえ持っていたのですが、今回、ちょうど快晴の日に行くことができました。早速ノシャップ岬へむかっていきましょう!
wakkanai01そして、岬に到着する前に、夕日が綺麗といわれる、夕日が丘パーキングへと寄ってみることにしました。ドライブ日和の快晴で、真っ青な海が広がってとってもきれいです!wakkanai02そして、到着してみると!

海に浮かぶ利尻富士の絶景~夕日が丘パーキング

wakkanai03きゃー!海の上に山が浮いているではありませんか!なんて綺麗で美しいんでしょう!これは感動的です。稚内から見える利尻富士。なんとも幻想的で素晴らしい景色が楽しめるんです。
ちょっと、太陽がまぶしくてよく見えないので、山だけアップで写真を撮るとこんな感じです。

wakkanai04夕日が沈むまでずっとみていたくなるような絶景が広がってました。そんな事を言っていると肝心のノシャップ岬につきませんので、急いでいってみましょう!
岬に向かうまでの間も北海道稚内の暮らしをみるような景色が広がっておりました。さてこれは一体なんでしょう。wakkanai05これは、巨大なジャングルジムではありません(笑)

ここには北海道稚内で水揚げされる真鱈やスケトウダラを干す棚のようなものです。この棚で太陽の自然の光で天日干しされたタラは、「棒だら」と呼ばれて、そのままでは硬くて食べるのは大変です。トンカチで叩いて身をほぐして酒の肴として食べたり、煮物やウマ煮などのお料理にも使われたりします。また、お正月はこの棒だらで作った煮物などを食べるというところもあるんです。

これだけ大量のタラが水揚げされる北海道稚内ならではの光景ですね。
と思ったら、またまた道路脇からお出迎えが。
wakkanai06これも北海道ならではの鹿。しかも、よーくみると、実は頭だけ見えているものが、1、2、3そして、左にも1匹いて合計で5匹もいるではありませんか。こんな道路わきに、野生の鹿がみられるなんてラッキーです!

ノシャップ岬でイルカがお出迎え

そういう光景もみながらあっという間にノシャップ岬につきました。wakkanai07最北端の宗谷岬と対峙する岬で、2番目に最北端にある岬、ノシャップ岬。アイヌ語でノッ・シャムという「岬が顎 のように突き出たところ」というところが名前の由来らしいです。
そろそろ夕方というところで着いたのですが、海が広くてそして、イルカがお出迎えをしてくれております。
そしてもちろん!少し見渡すと・・・
wakkanai08利尻富士がとても綺麗に見えますね。これもまた素敵な景色です。夕日が沈む瞬間までいたかったのですが、どうしても待ちきれず今回はここまでとしました。
そして、もう一つ近くにあるのが、コレ。

赤と白のストライプ「稚内灯台」

wakkanai09ここは、高さ42.7メートルの北海道一高い灯台です。日本でも島根県日御岬(ひの みさき)灯台に次ぐ2番目に高い灯台だそうで映画でも使われたことがあるそうです。
魚介の水揚げが多い北海道稚内なので、もちろん沢山船も通り、これだけ立派な灯台が必要ということなのでしょうか。

北海道はとっても広くて、旅行をするときには一度に沢山の地域を回りたいと思っても回れないですよね。有名どころの札幌、旭川、富良野、美瑛あたりが主流だと思うのですが、最北端の稚内にもこんな魅力がまだまだあります。北海道稚内というとコレ!という目立った観光スポットはなかなか思いつかず行くきっかけが持てないかもしれません。ただ、見たこともないような大自然に囲まれた絶景や、新鮮な魚介が楽しめる魅力的なところです。ぜひ、北海道旅行で少し足をのばして、日本の最北端まで来てみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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