北海道へ行こう!

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富良野メロンがすくすく育っております。

こんにちは。最北の海鮮市場です。本日の富良野は19.6℃。本日は、6月下旬ころから、富良野メロン「キングルビー」そして、オリジナル富良野メロン「i」が収穫開始予定という事で早速行ってまいりました。富良野はあいにくの曇りのお天気ですが、とっても過ごしやすい日でした。

石川さんがお出迎え

そして、早速メロン農家の石川さんのところに着くと夫婦仲良くお出迎えしてくれました。こんな格好で!と恥ずかしそうにしながらも、ちゃんと写真を撮らせてくれました。私自身は、この石川さんとお付き合いをさせてもらって、9年目ですがびっくりするほど良い人です。農家さんはこの時期は生育の真っ盛りなので、超繁忙期なんです。なのですが、毎年私が行っても必ず、丁寧に対応してくれるので、人ができているな~と尊敬しております。

早速、富良野メロンのハウスへ

早速、富良野メロンのハウスを、見せてもらうことに。一緒につれていってもらうことに・・・これは、富良野メロン「i」のハウスです。早速、石川さんはメロンのお尻をみたり、メロンを触ってネットのはりを確認したりし、収穫タイミングを決めていくのです。この見極めだけは、パートさんにはできないそうで、必ず石川さんか石川さんの息子さんが行うそうです。私も何度か教えていただけないかと思って聞いてますが、わかりませんね。メロンのお尻のわれ具合と、あとはネットが濃くなる、丸みを帯びてくるとか色々見ているようです。

石川さんはハウスでメロンを作った第一人者

今年こそは、学ぼうと色々とメロンのお尻を見たりと教えてもらっていたのですが、ふと思ったのは、石川さんはメロンを作り続けて40年以上の超ベテラン。師匠はいるのですか?と聞いてみました。すると、「えっ?」っと急にこっちを向いてくれました(笑)それから、誰かに教わって作ったわけじゃないから、師匠はいないけど、周辺の人が教えて、その方がみんな師匠だね(笑)。と石川さんの人柄なら納得できることを言っているのですが、そういえば、富良野山部でハウスを使ってメロン育てたのは、初めてじゃないだろうか。と言うのです。「えっ?なんと?」

このようなすごい事を話すときは大体、突然です(笑)石川さんのメロンは聞けば聞くほど、色んな知恵や手間をかけているのですが、石川さんはすごいと思っていない事が多いので、困っちゃいます。

第一人者なんてすごいです!富良野メロンがここまで人気になり、作る農家さんが増えているのも、実は石川さんがその道を切り開いたからなんですね。感動です。と思ったら、にこにこしながら、何か石川さん持って作業してますね(笑)これはメロンの子供です。ひとつの苗につけるメロンは栄養を集中させるため、3玉~4玉ほどにしております。それ以外にできてしまったメロンは取り除いていくのです。それがこの子供のメロン。こちらはほんの少量しか出ないのですが、漬物なんかにすると美味しいんですよ~。

子供メロンが成長するまで

そもそも、どうやってこの子供メロンが、大きなメロンになるのか。ちょうどハウスごとに苗を植える日が違うのでそちらを見せていただきました。これが子供のメロンです。小さくて、瓜のようなメロンです。表面もつるつるしております。そして、この子供のメロンが大きく成長していくと、こんな感じになります。メロンの上のほうから、少しずつヒビが入ってきておりますね。これがメロンのネットとなり成長をしていくと、どんどんメロンの下のほうまでネットが張っていくのです。そうして、大きくなるとこんな立派なメロンになるのです。よくこんな均等にネットが張りますよね。これは石川さんいわく、毎日のハウスの温度管理がネットの張りに大きく影響するようです。これでもきれいなメロンだと思っていましたが、石川さんから、まだまだこれは未熟と言われました。そして、違うハウスに連れて行かれ見せていただくと・・・ネットの張りが濃い!凹凸がきっちりありますね。これでもあともう少し収穫は先にしたいといっていました。もうこのあたりから石川さんではないと全然わからない領域です(笑)

メロンは「人」がつくるもの。

私たちがメロンを選ぶときはどうしても、産地やブランドに目が行ってしまいますが、実際には「人」が作っているものです。産地の天候や、農作物つくりに欠かせない土や水などの環境ももちろん影響しますが、一番影響するのは、「人」だと思います。デリケートな作物になればなるほど人の力が影響し、土壌の管理や、水の管理、湿度の管理など毎日の少しの手間が、美味しいメロンを作り出すと思います。それは、手間をかければ、かけただけ美味しいという事ではなくて、メロンに必要な時期、栄養、温度、湿度、水をどれだけ生育に最適にするかという事を日々考えて実行するということだと思います。いい農家さんは、なぜ今自分がその作業をやっているのかという事をきちんと話せる方が多く、石川さんもその一人です。

6月下旬から出荷スタート

今日でも十分大きくなっているメロンもあるなと思ったのですが、先ほどもお伝えしたように石川さんのメロンはここからが勝負です。最後割れない程度にぎりぎりまで大きく育てます。通常のメロンが2.0kg前後でも大きいのに、それ以上にするために色々と神経を尖らせながら育てていくのです。どうしても絶妙なタイミングで収穫したいので、どうか日時指定できないのですが、石川さんの収穫タイミングにお任せいただけますと幸いです。なお、富良野メロンは収穫時はまだ未熟で、1週間ほど追熟という熟成が必要です。ですので、不在で受け取れないなどもあっても数日の不在であれば、日持ちがするので贈り物でも自宅用でも安心して受け取ることができます。なお、長期で不在にする予定が決まっている場合は事前にお知らせくださいませ。なお、6月下旬で収穫次第、ご注文いただいた順番に発送をしてまいります。発送準備が完了しましたら皆様にメールを差し上げております。そちらのメールにてお届け日を確認していただきますようよろしくお願いいたします。ぜひ、今年2018年の富良野メロンの到着を楽しみにお待ちくださいませ。

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