花咲蟹は、北海道の東側根室(ねむろ)近郊とロシアの一部でしか水揚げされない希少なカニ。
まるで真っ赤な花が咲いたかのような姿が印象的な花咲蟹は、見た目は色鮮やかで綺麗なのですが体全体には鋭いトゲがあるのが特徴です。
極限られた海域でしか水揚げされていない花咲蟹は、特にここ数年で全盛期の10分の1程度にまで水揚量が減ってしまっています。
その為市場に出回る量も少なく、なかなか手に入らないことから“幻のカニ”と言われています。
花咲蟹のカニ身の特徴は、エビに良く似た独特の風味と濃厚な旨み。
その旨みは、口に入れた瞬間に、思わず「えっ?!」と驚いてしまうほどの甘みとコクがあります。
カニ身はタラバガニのような弾力を感じる食感で、繊維1本1本を感じる事が出来ます。
プリッと弾力のあるカニ身は、
箸でしっかりと持ち上げる事が
出来るほどです。
上質の昆布を餌に育った花咲蟹のカニ味噌は、コクのある濃厚な味を楽しむ事ができます!
カニ味噌は若干緩め(かたまりが弱い)に感じますが、その分とてもクリーミー!!
高品質の昆布を餌にしているからこそ出せる花咲蟹ならではのコクと旨みがあります。
見てください!!まるでタラバガニ級の1.6kgもある超超特大サイズの花咲蟹。
ズシリと重いのでしっかりと持とうと思うのですが、重みで手にトゲが刺さりそうなのでそーっと手の上に乗せました。