紋別毛ガニの一番美味しい時期は、流氷明けの3月~4月。
たった2ヶ月しか「旬」がありません。
だけれど、一年中美味しい毛ガニを食べたい!
カニ好きにとって当たり前のこと。
それなら一番美味しい時期に水揚げをして、その美味しさをキープしたまま保存する事が出来れば、一年中が「旬」になるのではないか?
老舗の業と特殊製法でそれが可能となり、生まれたのがこの「紋別毛ガニ」です。
冬の間、厚い氷に覆われるオホーツクの海。
流氷は北の海から毛ガニの餌となるプランクトンをたっぷりと運んできてくれます。
その時、厚い氷の下にいる毛ガニたちは、運ばれてきた豊富な餌(プランクトン)を食べ、体全体に栄養を行き渡らせるべく、身をパンパンに詰まらせ、身と味噌に旨みを蓄えていきます。
毛ガニの宝庫の北海道の中でも、オホーツク海で獲れる毛ガニは良質だと人気があります。
この紋別毛ガニの一番の特徴は、凍結方法です。毛ガニの凍結方法は大きく分けて2種類あるのですが、今回の毛ガニで用いられている方法は「ブライン凍結」という方法です。
これは液体を使って凍結させる方法で、冷却した高濃度の塩水(ブライン溶液)の中に、茹で上げた毛ガニ漬け込み一気に凍らせてしまう製法です。
この方法は、鮮度を落とす事無く短時間で凍結させる事が出来るので、解凍した時の身のふっくら感やみずみずしさは桁違いなのですが、塩水に漬け込むということで少し塩辛さ残るとも言われていました。
ただ今回、ブライン凍結をした毛ガニは、塩辛いといった事は、まったくありません。
それは、あらかじめ毛ガニに浸透するであろう塩分を計算して、茹で上げる時に甘塩(塩気を少なく)にしているからです。
そうした上で、塩水に漬け込むブライン凍結を行なうと、塩気がちょうど良くなります。
そんな絶妙な塩加減で差が出てしまう調整は、長年毛ガニを取り扱ってきた老舗の職人さんだからこそ出来る業です。
茹でた時が一番ではなく、お客様が口にするその時が一番美味しい状態になるように拘っています。
旬(3~4月)に水揚げを行い、
茹で上げ凍結させた毛ガニです。
流氷がもたらした良質な餌を食べ、
身がしっかりと詰まり、
味噌も旨みを蓄えた一番美味しい時に、
老舗の職人さんの手で絶妙な加減で
茹で上げられた時で、
時間が止まっています。
次に時間が動き出すのは、
お客様の手元に届いたその時。
止まったいた毛ガニの「旬」が動きだします。
ふっくらとみずみずしいカニ身は、毛ガニならでは。
タラバガニのカニ身は弾力があってプリッという食感ですが、毛ガニのカニ身はみずみずしくてふっくらとしているのが特徴的です。
ただ、他のカニと比べ小ぶりな体の毛ガニは、ちょっと油断すると身がパサついてしまうのですが、この毛ガニの身はふっくらジューシー。
それは、ブライン凍結という特殊な凍結方法で加工を行なっているからこそ、短時間で凍結させることが出来るので、まるで獲れたてを茹でたばかりような、みずみずしいカニ身を味わう事が出来るんです。
毛ガニが大好きな方に聞くと、毛ガニの一番の魅力は「カニ味噌」と言われます。
実は、このカニ味噌の美味しさ(旨み)は、カニが食べてきた餌によって変わってきます。
良質な餌をたっぷり食べてきた毛ガニは、カニ身だけではなくカニ味噌にも栄養がまわるので、身と味噌にコクや深み旨みが溢れています。
特にこのオホーツク海(紋別近郊)は、流氷が毎年豊富な餌を運んできてくれるので、良質な餌で溢れています。
そんなオホーツクの自然の恵みの恩恵を受けた毛ガニは感動するほど美味しさが溢れています。
2017年冬より、
専用の蟹たれが付きました。
北海道の真昆布を丁寧に炊き上げ白醤油を加えた白だしに、甘みと酸味を加えて仕上げました。
繊細な蟹の旨みと特製かにたれの甘み・酸味が調和して美味しさ倍増。料亭の蟹お造りの美味しさをお楽しみください。
一般の量販店等で流通している
毛ガニが300g~350g程度。
その中で、今回お届けするのは
570g前後の大型サイズの毛ガニです。
1尾でもしっかりとした食べ応えがあり、
大人2人程で楽しむのにちょうど良いサイズ。
見た目の大きさ、品質としっかりしているので贈り物にも喜ばれます。
毛ガニには「カニの捌き方パンフレット」を付属してお届けいたします。
毛ガニを捌いた経験がない方でも、安心して大型毛ガニをお楽しみいただけます。
品質の良さと大きさ、そしてパンフレットがあればどなたでも美味しい毛ガニをお楽しみいただけるので、ギフトの定番として、非常に人気の高い商品となっております。